ASO (アプリストア最適化) とは?重要性や始め方、成功のポイントを徹底解説
アプリ市場での競争が激化する中で、素晴らしいアプリを開発しても、「競合に埋もれてユーザーに届かず、ダウンロード数が増えない」という状況は珍しくありません。
広告費を節約しながら、適切なユーザーにアプリを知ってもらい、興味や関心を引くことでダウンロード数を増やすための対策として「ASO (アプリストア最適化)」があります。
アプリマーケティングに携わっている方なら、一度はASOについて聞いたことがあるかもしれません。しかし、「重要性や効果がいまいち掴めない」「どこから始めれば良いのか分からない」という方もいるでしょう。
そこで、今回の記事では、ASOの基本から最近の動向を考慮した具体的な対策まで、初心者が知っておくべきアプリストア最適化のすべてについてまとめました。
これからASOを始める方や、すでにASO対策を行っているものの成果が出ていない方は、ぜひ今回ご紹介する内容を押さえ、今後のアプリの成長戦略に参考にしてみてください!
ASO (アプリストア最適化) とは?
ASOの定義
App Store (iOS) やGoogle Play (Android) のアプリは、様々なキーワードで検索結果の上位に表示されたり、トップチャートで上位ポジションを維持したり、ストアの特集で取り上げられることにより、多くのユーザーの目に留まります。適切なユーザーに向けて適切な場所でアプリを表示させるだけでなく、そこから実際にダウンロードに繋げるにあたって大きな役割を果たすのがASO対策です。
ASO (App Store Optimization, アプリストア最適化) とは、アプリのダウンロードや活性化を促すことを目的に、アプリストアにおける露出度 (インプレッション) を高め、新規・既存・休眠ユーザーに向けて魅力の最大化を図るプロセスを指します。
「アプリストアにおける露出度を高める」というのは、後に説明するストアでの検索結果の順位を上げたり、より多くのユーザーにリーチをかけてトラフィックを高めるためのキーワード最適化の部分にあたり、「魅力の最大化を図る」というのは、アプリに興味を持ってもらうためにユーザーが目にするストアの様々な要素を改善するコンバージョン率最適化の部分に当たります。
つまり、ASOを簡単な式で表すと「トラフィック x コンバージョン = ダウンロード」となります。
キーワード最適化 (KWO) vs コンバージョン率最適化 (CRO)
ASO対策には、主に2つの施策があります。
-
キーワード最適化: アプリ名、サブタイトル、キーワードフィールドや説明文に含むキーワードの調査・分析を行い、選定するプロセス
- コンバージョン率最適化: アプリページを訪れたユーザーのダウンロード率 (=コンバージョン率) を向上させるにあたって、使用するテキストやクリエイティブの訴求力を高めるプロセス
アプリストアでの検索順位を上げてユーザーへのリーチを拡大するためにキーワード最適化を行い、そこで集客した見込み客を実際に獲得するためにアプリページの魅力や訴求力を高めるコンバージョン率最適化を行うことが、ダウンロード数UPに繋がります。
ASO対策の基本
ASOと聞くと、キーワード最適化のイメージが強いかもしれませんが、アプリストアの進化に伴い、ASO担当者の業務の幅も、年々広がっています。もちろん、会社の規模や優先課題、目標やKPI、リソース等によって多少違いはありますが、一般的にASO担当者の業務には以下が含まれます。
- メタデータを最適化するにあたって、キーワード調査・分析を行い選定する
- アプリのダウンロードを促進させるためにストアで使用するアイコン、スクリーンショットやプレビュー動画等のクリエイティブ要素の訴求を高める
- アプリを展開する市場に合わせてアプリページのローカリゼーションを行う
- ポジティブなアプリレビューや高評価を安定的に獲得するための戦略を立てて実施する
- ストアの特集やストーリー、類似アプリで取り上げられるように工夫し、ストアでの露出度を高める
- ストアでの可視性が落ちないようストアのアルゴリズムの変化や競合状況を監視し、それに応じて微調整を行う
ASOとSEOの違いとは?
ASO対策は、よくアプリストア版のSEO (Search Engine Optimization, 検索エンジン最適化) とも言われます。全くのASO初心者向けにASOの原理を説明する上では、この例えはわかりやすいかもしれませんが、アプリストアとウェブのエコシステムが別物であるように、深く掘り下げるとASOとSEOとでは、かなり大きな違いがあります。
ここでは、4つの主な違いをご紹介します。
- 検索意図: 一般的にアプリストアの検索クエリは、ウェブ検索に比べると短い傾向にあります。ウェブ検索では、具体的な質問や購入を検討しているサービスなどに関連したフレーズを用いての検索が多いですが、アプリストアでは、指名キーワード (ブランドキーワード) や探しているアプリの用途に関連した一般キーワードでの検索が大半です。
- キーワード: ウェブサイトについては、ページが複数存在するため、各ページをそれぞれ別のキーワードや検索クエリでランクインできるようキーワード最適化を行えますが、アプリストアにおいては、キーワード最適化の対象となるのはアプリ名、サブタイトル、キーワードフィールド、説明文などに限られています。また、それぞれのスペースにおいても文字制限があることから、アプリ担当者は、入念にキーワードを調査・分析した上で、選定しなければなりません。
- 被リンク vs アプリダウンロード: ウェブの検索エンジンの場合、ウェブサイトの信憑性の判断基準の一つとなるのが被リンクの数や品質です。一方で、アプリストアでは、ダウンロード数などがアプリの信憑性に影響を与えるため、一定の期間におけるダウンロード数が多いほど、ランクアップの可能性が高まります。
- ページ表示速度 vs アンインストール率・リテンション率: ウェブの検索エンジン・アプリストア共に優れた顧客体験を提供していることが重要視される点においては違いありません。しかし、ウェブサイトの場合「良い顧客体験」は、ページ表示速度が考慮されるのに対し、アプリストアでは、アンインストール率やリテンション率が考慮されます。
アプリストアでユーザーは、一体どのように検索を行っているのか?
Appleによると、アプリの約65%がストアでの検索をきっかけにダウンロードされるとされています。
そしてストアで検索されるキーワードは、大きく分けると、「ブランドキーワード (指名キーワード) 」と「非ブランドキーワード (一般キーワード) 」の2種類があります。
当社の調査によると、ストアで検索されるキーワードのうち、ブランドキーワードにあたるのはたったの24%であると推定されます。実際のトラフィックを見ると、ブランドキーワードでの検索は49%を占めますが、それでもトラフィックの大半は、非ブランドキーワードでの検索から来ることが分かります。
通常、ブランド名は一般キーワードよりも検索数が多い傾向にあります。下記のグラフを見ると、検索数が高いキーワードになるほど、その多くがブランド名に関連していることが明らかです。
App Store全体のトラフィックを見ると、検索ボリュームが高いキーワードは、ほとんどブランド名です。しかし、ブランドキーワードと戦略的に組み合わせることで、中程度の検索ボリュームを持つ一般キーワードでも多くのトラフィックを獲得できる場合があります。つまり、一般キーワードもApp Storeトラフィックの非常に広範な部分を形成しているわけです。一般キーワードからトラフィックを獲得することにも注力することで、競合アプリと差をつけながらアプリの総ダウンロード数を促進させることができるでしょう。
なぜASO対策は重要なのか?
ASO (アプリストア最適化) 対策がモバイルマーケターに欠かせない要素であることは、疑いの余地がありません。その理由は、以下の通りです。
- アプリダウンロードは必ずアプリストア経由で行われる:どのユーザーも最終的にはアプリストアを通じてアプリをダウンロードします。ユーザーが検索広告、SNS広告、またはネイティブ広告を介してアプリページに辿り着くかどうかに関わらず、アプリページはこれらのユーザーを説得してアプリをダウンロードされる重要な役割を果たします。最適化されたアプリページは、コンバージョン率の向上、そして広告キャンペーンのCPI (Cost Per Install) 削減につながります。
- App Storeでのダウンロードの65%はキーワード検索後に行われる:Appleによると、App Storeで発生するアプリダウンロードの過半数は、ストアでの検索後に行われまるため、ASOを実践していない場合、アプリを見つけてもらう大きな機会を逃してしまっていることになります。キーワード最適化に力を入れることで、適切なユーザーに対してリーチを拡大することが可能です。
- ASOは持続可能なアプリマーケティング手段である:アプリを適切なユーザーの目の前に持っていく持続可能な手段として、ASOを優先すべきです。Spotify、Candy Crush、Netflixなどのように既に知名度が高いアプリは、おそらくユーザーが直接ブランド名を検索してダウンロードすることが多いため、ASOの効果に疑問を抱くかもしれません。しかし、アプリに関連する一般キーワードに対しても適切な対策を打つことで、新しいユーザーを引き寄せ、ブランドの認知を向上させる効果的な手段となります。例えば、世界的に利用者数が多く、知名度も高いマッチングアプリ「Tinder」ですが、実際にはTinderのインストールの多くは、「マッチングアプリ」「出会い系」などといった一般キーワードから得られています。
- ストアの特集で取り上げられるチャンスUPにつながる:ASOは、アプリがストアの「おすすめ」などで取り上げられる可能性を高めるのにも役立ちます。アプリストアには、200万以上のアプリが存在するため、App Store・Google Playに取り上げられることは非常にまれな機会です。しかし、ストアのベストプラクティスとガイドラインに従い、しっかりとしたASO戦略を実践すればするほど、特集される可能性は高まります
- あなたの競合アプリも既にASOを実施している可能性大:AppTweakのデータによると、過去1年間、アメリカのApp Storeで、ショッピングカテゴリの上位30アプリは、平均してアイコンを約4回変更しました。一方で、カジュアル(ゲーム)カテゴリの上位30アプリは、アイコンを4.5回以上変更しています。ゲーム(カジュアル)カテゴリのアプリは平均して9回以上スクリーンショットを変更し、その中でショッピングアプリは最も多い19回のスクリーンショット変更を行いました。
ASOでオーガニックダウンロード数454%アップ!
「ASOって本当に効果あるの…?」と疑問に思っていませんか?戦略的かつ継続的にアプローチすれば、ASO対策は非常に良い成果をもたらします。ASOの成功事例として、主にモバイルゲーム会社のマーケティング支援を行っている英国のSuperscale社が、ASO対策を実施してゲームアプリ「TinyTower」(NimbleBit社、Android版)のダウンロード数を450%向上させた方法についてご紹介します。
Superscale社が、Nimblebit社のフラッグシップゲームTiny Towerのユーザーベース拡大を任された初期段階では、ダウンロード数を増やすために広告などを用いた有料のユーザー獲得戦略を実施していました。しかし、Tiny Towerのプロダクトページが2011年以来更新されていなかったため、トラフィックとコンバージョンにおいては期待される結果が得られませんでした。そこで、Tiny Towerのアプリページを最適化するにあたって、クリエイティブとキーワードの両方に焦点を当てたASO戦略を取り入れることになりました。そして、SuperScaleは、Tiny TowerのGoogle Play Storeリストを更新する前に、AppTweakのASOツールを利用して入念な市場および競合調査を行いました。
1. アプリ名の説明文の改善
Superscale社は、Tiny Towerのアプリ名や説明文を改善するために、AppTweakのキーワード調査・提案ツールを用いて、メタデータに含むべきキーワードを特定しました。また、AppTweakの広範な競合モニタリング機能を活用することで、精密な調査を行い、新たなランクイン機会を特定したり競合他社とのキーワードギャップを比較することができました。
2. アイコンとスクリーンショットの試行錯誤
Superscale社は、アプリ名と説明文を改善した後、アイコンやスクリーンショットの改善に取り組みました。クリエイティブの最適化では、AppTweakのASOタイムライン機能を使用して競合他社の施策やA/Bテストのモニタリングと分析を行いました。
競合を追跡することで、Tiny Towerの施策をベンチマークしながら戦略を練ることができました。競合ベンチマーキングは、プロモーションビデオ、キャラクター、フィーチャーグラフィックなどの新しいクリエイティブを作成・テストする上で重要な役割を果たしました。また、競合アプリのメタデータの変更を監視することで、同社は競争の激しいゲーム業界で遅れないためには、毎月クリエイティブを更新することが重要であると認識しました。
競合他社のデータを調査し、新しいクリエイティブアセットを作成した後は、A/BおよびA/Cテストを実施し、異なるスクリーンショット、アイコン、カラーパレットが競合に対してどのようなパフォーマンスを発揮するかを確認しました。
AppTweakのサポートを受け、戦略的にASO戦略を展開した結果、Google PlayでのA/Bテスト後、Tiny Towerのコンバージョン率は6.4%向上しました。さらに、アプリ名と説明文のアップデートから数週間後、検索トラフィックからのダウンロードは25%増加しました。
この成功に留まらず、クリエイティブとキーワードの最適化に注力することで、Tiny TowerはPlay Storeで頻繁に特集され、結果としてGoogle Playの探索からのダウンロードが急激に増加し、454%の驚異的な成長を遂げました。
ASOにおけるランキング要素とは?
ASOを始めるには、まずアプリストアのランク付けの仕組みを理解する必要があります。App Store (iOS) とGoogle Play (Android) は、それぞれ独自アルゴリズムを持っていますが、主要なランキング要素においては大きな違いはありません。
1. メタデータ内のキーワード
アプリストアのアルゴリズムは、特定のキーワードでアプリを表示させるか、そして表示順を決定する際に、アプリページのメタデータ要素に含まれているキーワードを考慮します。iOSアプリの場合、メタデータにはアプリ名、サブタイトル、およびキーワードフィールドが含まれ、一方でAndroidアプリではアプリ名、簡単な説明、および詳細な説明が対象となります。
ユーザーが検索したキーワードがアプリのメタデータに組み込まれている場合、そのアプリは該当する検索キーワードでランクインする可能性があります。そして、アプリストアのアルゴリズムは、そのキーワードがアプリ名やキーワードフィールド、詳細な説明に含まれている場合、アプリをさらに上位にランク付けします。
一般的な原則として、アプリ名に含まれるキーワードの重みは、サブタイトルに含まれるキーワードよりも高く、サブタイトルに含まれるキーワードの重みは、iOSのキーワードフィールドや詳細な説明に含まれるキーワードよりも高いとされています。
ワンポイントアドバイス
「AI」というキーワードでApp Storeのライブ検索結果を見ると、上位表示されているすべてのアプリのタイトルに「AI」というキーワードが含まれていることがわかります。これは、タイトルにこのキーワードが含まれていないアプリは、上位にランクインする可能性が低いということを示唆しています。
2. アプリのダウンロードベロシティ
App StoreとGoogle Playの両方において、1日あたりのアプリダウンロード獲得数は、重要なランキング要素となっています。デイリーダウンロード数が増えると、検索結果でのランキングが幅広いキーワードで向上する傾向があります。
AppleとGoogleは、ともに「ダウンロードベロシティ」、つまり最近どれだけのダウンロード数を獲得しているかを特に注視しています。言い換えれば、上位ランクのアプリは、単に長期にわたって多くのダウンロードを獲得したアプリではなく、毎日多くのダウンロードを獲得しているアプリを指しています。
3. アプリページからのコンバージョン率
ストアのアルゴリズムは、コンバージョン率 (検索結果でアプリを見た後に実際にダウンロードする人の割合) も考慮しています。App StoreとGoogle Playは、どちらも検索結果に最も適切なアプリを表示することで、良いユーザーエクスペリエンス (UX) を提供したいと考えています。特定のキーワードに対するアプリのコンバージョン率が安定している場合、ユーザーがアルゴリズムが表示している検索結果に満足していることをストアに示唆します。
4. アプリユーザーの評価とレビュー
アプリのレビュー数と評価点も、重要なランキング要素の一つと言えます。両ストアともに、ユーザーに高品質なアプリを提供することが最優先事項とされており、その判断基準としてアプリの評価とレビューが考慮されます。一般的に、ユーザーは評価が4.0未満のアプリにはあまり興味を示さず、アプリストアでの激しい競争を考慮すると、評価が4.5未満では高評価を獲得している競合アプリに比べて不利になります。
さらに、アプリの品質に関して、2023年2月以降、Google Playはトップチャートのランキングの質を向上させるため、最低評価を3.0点に設定しました。したがって、ユーザーにポジティブなレビューや評価を残すよう積極的に促すことは、アルゴリズムでのアプリの重みを増やす上で非常に重要です。
また、ネガティブなレビューにも適切な対応をとり、それをもとに製品の向上につなげることで、ユーザーの満足度を向上させ、アプリをアンインストールされる可能性を低減できます。
5. アプリのリテンション率(継続率)
ストアは、アプリのダウンロード数だけでなく、アプリのリテンション率も考慮しています。多くのユーザーがアプリをダウンロードした後、すぐにアンインストールしてしまう場合、それはアルゴリズムに対してユーザーがアプリに満足していないことを示します。セッションの時間や起動回数などの指標もランキングのシグナルとなるとの意見もあります。
6. アプリのパフォーマンス
もしアプリが頻繁にクラッシュしたり、ユーザーの端末で多くのバッテリーを消費したりする場合、ストアのアルゴリズム(特にGoogle Playの場合)では、他のアプリよりも低いランクにされる可能性があります。Googleは2022年11月2日に、既存のCore Vitalsメトリクスを見直し、よりユーザー体験に焦点を当てたメトリクスに変更すると発表しました。
- Googleは、各端末モデル(例: Pixel 6など)ごとに評価される新しい不正の動作のしきい値を導入しました。初期段階では、このしきい値はユーザーが感知するクラッシュ率とANR率の両方に対して8%に設定されます。
- アプリが特定の端末モデルにおけるしきい値を超えると、その端末のユーザーがGoogle Playでアプリを見つけにくくなる可能性があります。
- Android vitalsは、デバイスのハードウェアやソフトウェアに関連する可能性のある問題を警告します。
- Play Consoleの新しいサイドパネルでは、インストールベース、収益、評価およびレビューなどを含む統合されたデバイス情報が提供されます。
- トップチャートに掲載される可能性を高めるためには、最低評価を3.0に維持することが重要です。
7. 被リンク
Google Playのアルゴリズムは、アプリのWebページ上にある被リンクの数も考慮します。SEOと同様に、被リンクが多ければ多いほど、アプリの権威性が高まります。高い権威性は、アプリの知名度が高いことを示すことからランキングの向上につながります。
ASO対策:App Store (iOS) とGoogle Play (Android) の違い
App StoreとGoogle Playは、ASOの観点で「新しいアプリを発見やダウンロードを促す」という共通の目的があります。しかし、それぞれのアプリページや検索結果を見ると、見た目や雰囲気が異なることがわかります。わずかな違いに見えても、これらの異なるポイントがASO対策を行う上でカギとなります。
App StoreとGoogle Playの検索結果の表示の違い
App Storeの検索結果について:
- 検索結果では、アプリのアイコン、アプリ名、サブタイトル、星の数 (評価点) 、デベロッパー名、カテゴリランキング、スクリーンショットが表示されます。
- 縦向きのスクリーンショットを選択した場合、検索結果には3枚表示されます。横向きのスクリーンショットが使用された場合、検索結果には1枚しか表示されません。縦向きのアプリプレビュー動画を追加した場合、その動画は最初の縦向きスクリーンショットの前に配置され、ユーザーが検索結果ページをスクロールすると自動再生されます。iOS 15のリリース以降、ユーザーが既にデバイスにダウンロードしたアプリについては、検索結果にスクリーンショットが表示されません。
- App Storeでは、最大30文字までアプリ名を設定できますが、実際に検索結果に表示されるのは半角26文字、全角13文字までです。
クリエイティブ要素が多くのスペースを占めているため、携帯の画面には、一度に最大2つのアプリしか表示されません。もっと見るには、ユーザーは下にスクロールする必要があります。その結果、10以下に表示されるアプリは、インプレッション数がかなり少なくなります。
Google Play:
- App Store同様にクリエイティブが占めるスペースが多いため、携帯の画面には一度に最大2つのアプリしか表示されません。
- 検索結果では、アプリのアイコン、アプリ名、デベロッパー名、評価点、ダウンロード数、簡単な説明やスクリーンショットが表示されます。
- 以前は、Androidでのアプリ名は最大50文字まで許容されていましたが、2021年4月のGoogleのポリシー更新により、アプリ名はApp Storeと同様に最大30文字に制限されました。また、日本国内では、2023年より「アプリのタイトルは半角30文字(全角15文字)以内にしてください」とのポリシー変更がありましたが、2023年12月時点では、まだ全角15文字以上のアプリ名が多く見受けられます。
また、両方のストアでは、ユーザーがさらに多くのアプリを発見できるように、検索結果に追加の要素が含まれています。App Storeでは「ストーリー」があり、Google Playでは「あなたへのおすすめ」などが表示されます。
Apple | ||
---|---|---|
バナー | 特定のアプリのみページ上部に表示される。 | バナー設定オプションなし。 |
アイコン | アプリページ上部と検索結果で目立つ位置に表示される。 | アプリページ上部と検索結果で目立つ位置に表示される。 |
アプリ名 | 最大30文字まで。アプリページ上部・検索結果でアイコンの横に表示される。 | 最大半角30文字、全角15文字まで。アプリページ上部・検索結果でアイコンの横に表示される。 |
デベロッパー名 | 検索結果ではサブタイトルの下に表示され、アプリページではアプリ名の下に表示されるが数秒後、自動的にサブタイトルの表示に切り替わる。また、評価や年齢、カテゴリランキングとともに情報パネルにも表示される。 | 検索結果・アプリページの両方でアプリ名の下に表示される。 |
サブタイトル (iOS)・簡単な説明 (GP) | 最大30文字まで。検索結果・アプリページの両方でアプリ名の下に表示される。 | 最大80文字まで。検索結果・アプリページの両方でスクリーンショットの下に表示される。 |
情報パネル | 評価点や評価の件数、年齢、カテゴリランキング、デベロッパー名、アプリの対応言語、サイズが表示される。情報パネルは、スクリーンショットの上に表示され、全ての情報を見るには、ユーザーは横にスクロールする必要がある。 | 評価点や評価件数、ダウンロード数、年齢が表示される。情報パネルは、アプリページのインストールボタンの上にある。 |
スクリーンショット | スクリーンショットは、縦向きまたは横向きで設定可能で10枚まで追加できる。 | App Storeに比べ、縦向きのスクリーンショットは小さく幅が狭く表示される。サイズに関しては、特に規定はないが、Playストアでは横向きのスクリーンショットも最低3枚追加することが推奨される (ストアのあらゆる箇所でアプリを表示するため) 。追加できる枚数は8枚まで。 |
動画 | プレビュー動画は3つまで追加でき、縦向き・横向きどちらでも良い。アプリページおよび検索結果でスクリーンショットの前に表示される。 | プロモーション用動画は、1つのみ追加でき、スクリーンショットの前に表示される。 |
キーワードフィールド | ユーザーには表示されない項目であり、100文字までキーワードを追加できる。Appleのアルゴリズムは、キーワードフィールド内のKWをインデックスする。 | キーワードフィールド設定オプションなし。 |
説明文 (GPでは詳細な説明) | 4,000文字まで入力できる。スクリーンショットの下に説明文の最初の3行が表示される。「さらに表示」をタップすると、全表示される。なお、App Storeでは説明文に含まれているKWはインデックスされない。 | 4,000文字まで入力できる。「このアプリについて」の横の矢印をタップすると表示される。 |
App StoreとGoogle Playの違いがASOに与える影響
上記のように、App StoreとGoogle Playの検索結果やアプリページの見た目、ランキングアルゴリズムは明らかに異なります。有効なASO対策を実施するためには、アプリマーケターはこれらのストアの違いを考慮しつつ、戦略を立てる必要があります。
- アプリ名は、App StoreとGoogle Playの両方で重要なランキング要素です。文字数の違いを考慮しながら、アプリに関連性が高く、検索ボリュームが多いキーワードを取り入れましょう。
- サブタイトルの文字数もApp Store (30文字) とGoogle Play (80文字) では異なります。App Storeのサブタイトルでは「どんなアプリなのか」を簡潔に説明し、Google Playの簡単な説明では、アプリの用途を説明しつつ、ユーザーの興味を引き、ダウンロードを促す工夫が求められます。
- Appleは、アプリをどのキーワードでランク入りさせるかを決めるにあたって、100文字のキーワードフィールドを考慮します。Google Playにはそのようなキーワードフィールドはなく、アプリ名、簡単な説明・詳細な説明に追加されたロングテールキーワードを考慮します。
- Google Playでは説明文 (詳細な説明) は重要なランキング要因ですが、App Storeでは、説明文に使用されるキーワードは特にランキングに影響を与えません。そのため、Google Playでは、SEOのベストプラクティスに沿って、優先度の高いキーワードの出現率を高めることを意識して説明文を最適化することがカギとなります。App Storeの説明文では、キーワード最適化を意識する必要がないため、ダウンロードを促すように書くことを優先しましょう。
- Appleは、アプリ名、サブタイトル、キーワードフィールドでのキーワードの重複を避けることを推奨しています。また、Appleは、アプリ名、サブタイトル、キーワードフィールドで使用されたすべてのキーワードの組み合わせを自動的に作成するため、キーワードフィールドにはロングテールキーワードを追加する必要がありません。一方、Googleのアルゴリズムはより高度であり、SEOベストプラクティスをアルゴリズムに適用しています。そのため、優先すべきキーワードやロングテールキーワードを定義し、これらのキーワードの出現率をアプリページで増やす対策が必要です。ただし、キーワードスタッフィング (キーワードをかどに詰め込む行為) は、逆効果となるため注意が必要です。
- アプリのスクリーンショットは、App StoreとGoogle Playの両方で検索結果に表示されます。ただし、App StoreではiOS 15以降、既にダウンロード済みのアプリについてはスクリーンショットが表示されなくなりました。iOSのスクリーンショットには、アプリの主な機能や価値提案を強調するキャプションを追加することが推奨され、これにより検索結果でアプリを際立たせることができます。一方で、AndroidのスクリーンショットはiOSに比べて小さく表示されるため、キャプションを追加する際は文字の大きさや読みやすさに注意が必要です。
- Google Playでは、被リンクの挿入がアルゴリズムに影響を与えます。Appleでは、被リンクは特にランキングに影響を与えることはありません。
【初心者向け】ASO対策の始め方
ASO (アプリストア最適化) のランキング要素やアプリストアのアルゴリズム、ユーザーの検索行動について理解できたところで、続いてはアプリのオーガニックダウンロード数の増やし方について解説していきます。以下で紹介するポイントをもとに、優先すべき施策を判断しましょう。
効果的なASO戦略の立て方についてはこちらの記事をチェック!
1. ベンチマークする競合他社を特定し、それらのアプリのASO戦略を分析する
ASO対策の最初のステップとして、競合他社を特定し、それらのアプリのASO戦略について調査してみましょう。競合他社を見極める際には、類似サービスを提供している直接的な競合他社だけでなく、アプリストア内で同じキーワードをターゲティングしているアプリ・ゲームも考慮すべきです。
キーワード調査に入る前に、まずは競合他社がASOの観点でどのような対策をしているかを確認してみましょう。競合調査は、自社の戦略に対する現実的なベンチマーキングやKPI設定に役立ちます。
本来であれば、アプリストアで直接競合アプリを検索し、調査する必要がありますが、AppTweakのようなASOツールを活用することで、様々なアプリページを行き来することなく簡単に競合アプリのASOの状況を把握することができます。例えば、「ASOタイムライン」機能では、競合アプリがメタデータの更新を実施した具体的なタイミングや、変更点のビフォーアフターが確認できます。
2. 現在のアプリページのメタデータを見直す
アプリページの要素をいきなり変更せず、まずは現状のパフォーマンスを慎重に見直しましょう。
評価すべきポイントとしては、「アプリ名やサブタイトルで狙ったキーワードで上位にランクインできているか」や「ターゲティングしているキーワードはアプリページへのトラフィックやダウンロードを十分にもたらしているか」です。
ASOを本格的に始める前に、現状を把握することで、誤って効果をもたらしているキーワードを削除してしまうなどを避け、効果をもたらしていないキーワードのみを特定して変更することができます。
AppTweakの「すべてのランクキーワード」では、アプリがランクイン中の全キーワードとそれらのパフォーマンスを確認できます。例えば、キーワード表の「ボリューム」という指標からは特定のキーワードにおける検索人気度がわかり、「インストール数」では特定のキーワードがもたらす1日あたりの推定オーガニックダウンロード数が確認できます。
3. アプリに対して関連性が高いキーワードを見つける
アプリのパフォーマンスが確認できたら、次はキーワード調査です。アプリストアでの可視性 (インプレッション数) を最大化するには、自社のアプリやサービスがアプリストアでどのようなキーワードで検索されているかを把握することが重要です。
まずは、アプリに関連するキーワードを150〜200個ほどリストアップしてみましょう。質の高いキーワードリストを作成するには、競合からアイデアを得つつ、ユーザー目線で、頭を柔らかくして考える必要があります。単体キーワードだけでなく、ロングテールキーワードもリストに含むようにしましょう。
また、アプリの主な機能やセールスポイントを書き出してみたり、競合アプリページを覗いてどのようなキーワードをターゲティングしているかを確認してみるのも、キーワードの洗い出しに役立ちます。
ただし、キーワードによっては競争率が高く、ターゲティングしても上位でランクインできない可能性があります。自社アプリに適しているかつ、検索ボリューム・関連性ともに高いキーワードを見つけるには、やはりASOツールを活用することが最も効率的です。AppTweakには、AI搭載の自動キーワード生成ツールなど、キーワードの洗い出しに役立つ機能が11種類以上あるので、ぜひ試してみてください。
4. 優先的にターゲティングするキーワードを決める
キーワードリストが完成したら、次に実際にメタデータに組み込むキーワードを絞って選定する必要があります。
以下のポイントを押さえながら、ターゲティングするキーワードを選びましょう。
- アプリに関連性が高く、自社アプリに対して想定される検索クエリにマッチしている
- 検索ボリュームが高い (またはそこそこ高い)
- 競争率が比較的低く、ランクインする可能性が見込める
また、優先的にターゲティングしたいキーワードについては、App Store・Google Play両方のアルゴリズムにおいて最も重要視されるアプリ名に組み込むようにしましょう。
アプリのダウンロード数を伸ばすのに効果的なキーワードの選び方についてはこちらの記事も合わせてお読みください!
5. アプリのクリエイティブ要素のデザインを最適化する
コンバージョン率の最適化には、ユーザーの興味を引く材料となるクリエイティブ作成への注力が重要です。アイコン、スクリーンショットやプレビュー動画のデザインは入念に考案しましょう。
また、Google Playのストア掲載情報のテスト機能やiOSのプロダクトページの最適化機能では、複数のクリエイティブデザインをA/Bテストすることができます。これらの機能を活用することで、どのクリエイティブが最もユーザーに訴求力が高いかをデータに基づいて判断できるため、A/Bテストを実施することを強くおすすめします。
ただし、注意が必要な点として、キーワードとクリエイティブを同時に更新すると、それぞれの影響が計測しにくくなります。そのため、いつ何を更新するかについてはタイムラインを計画するようにしましょう。
アプリストアのスクリーンショットを作成する際に押さえるべき8つのポイントについてはこちらをチェック
6. アプリを展開する市場に合わせてローカリゼーションを行う
アプリストアは、世界中のユーザーが使用するプラットフォームです。そのため、世界的にアプリの露出を高め、使ってもらうには、アプリのローカライズが欠かせません。
アプリストアにおけるローカリゼーションは、ターゲットとする国や地域の言語・文化にアプリのメタデータ (アプリ名、サブタイトル、説明文、スクリーンショット、キーワードフィールドなど) を適応させるプロセスです。「ローカリゼーション=翻訳」と捉えられることが多いものの、実際には単にメタデータやクリエイティブのテキストを翻訳するだけでは「ローカライズされている」とは言えません。
国によっては、アプリの検索の仕方 (ユーザーの検索意図や使用されるキーワード) が異なる場合があり、デザインの好みも国によって様々です。そのため、ターゲット市場のユーザーに訴求するには、事前リサーチを徹底した上で、アプリページを調整することが重要なポイントとなります。
また、国によって競合相手も異なるため、キーワードやクリエイティブと合わせて競合アプリの調査も行いましょう。
7. ユーザーからのレビューや評価を増やす
ユーザーからのレビューや評価も重要なASOランキング要素であるため、ASO対策を行う際には注目すべきポイントです。まずは、家族や友人など身近な方にレビューを書いてもらうようお願いしてみましょう。
その後、ユーザーのレビューや評価を集めるために、アプリ内にそれらを促すポップアップを設定すると、レビュー・評価件数UPが見込めます。ただし、ポップアップを表示させる際は、適切なタイミングであるかを考慮する必要があります。ユーザーの満足度が高いタイミングが最も効果的とされているため、ある程度継続して利用してもらってからや、ユーザーがアプリ内で何らかのアクションを起こした後 (例えば、ECアプリの場合、お買い物のチェックアウト時など) にポップアップが表示されるように設定すると良いでしょう。
8. アプリのランキングや可視性の変動をモニタリングする
ASOは、一回実施すれば終わりではありません。パフォーマンスを見ながら調整し、長期にわたって行うべき施策であるため、定期的にアプリのランキングや可視性 (ストアでの露出) をモニタリングすることが重要です。
アルゴリズムが変わったり、新たなアプリがリリースされたりと、アプリストアは常に変化しています。また、ユーザーの検索行動も時期やトレンドによって変わります。市場調査を通してトレンドを先読みし、キーワードやクリエイティブ戦略を調整することがポイントとなります。
ワンポイントアドバイス
App StoreとGoogle Playでアプリのメタデータを定期的に更新することは、アプリの可視性を維持するための最も効果的な方法の一つです。一般的には、iOSのメタデータは4週間ごと、Google Playのメタデータは4〜6週間ごとに見直し・更新することが推奨されます
アプリのリリース前から実践すべきASO対策
アプリの成長戦略を成功させるには、ローンチ直後から多くのダウンロードが見込めるように、リリース前の段階から入念に準備・対策を行う必要があります。App Store・Google Playともに、ローンチ直後のアプリに対して一定のプッシュが行われる傾向があります。そのため、前もって対策しておけば、前面に出されているタイミングで狙いたいキーワードで多くのダウンロードを獲得し、長期にわたってそのキーワードでの可視性をキープすることが繋がります。
ローンチ前に行うべきASO対策は、先に説明した手順とそれほど大きな変わりはありませんが、以下の主要なポイントを押さえておくと良いでしょう。
- 競合アプリのメタデータやASO戦略を分析しましょう。競合アプリにとって、どのようなアップデートが効果的で、逆にどのような変更が効果が薄かったかを把握するために、過去のメタデータ更新履歴を見て調査してみましょう。
- キーワード調査を行い、検索ボリュームと関連性が高いキーワードを特定しましょう。競合アプリが利用しているキーワードも確認し、それに加えて競合が見逃している可能性のあるキーワードを見つけ出し、自社がランクインできる見込みのあるキーワードを見つけましょう。
- キーワード調査の家庭で選定したターゲットキーワードを考慮しながら、アプリ名やサブタイトル、説明文を作成しましょう。
- 競合アプリの差別化を図りつつ、検索結果でユーザーの興味や関心を引きつけるようなクリエイティブを作成しましょう。
- アプリローンチ後は、アルゴリズムの関係でターゲットキーワードでのランキングが安定するまで少し時間がかかります。進捗を密にモニタリングし、必要に応じてキーワードを調整していきましょう。
ソフトローンチでASO戦略を試してみよう
ソフトローンチは、アプリやゲームをサブマーケットでリリースすることを意味します。例えば、多くのゲーム開発者は、アプリをニュージーランドやノルウェーなどのメジャーではない市場で最初にリリースして、グローバルなローンチの前にユーザーフィードバックを収集し、バグがないか事前に確認しています。
ソフトローンチは、ASO戦略をテストするためにも効果的です。これにより、キーワードのパフォーマンスを理解し、どのクリエイティブが最も高いコンバージョン率を生み出すかをテストできます。
事前登録制度を取り入れて正式なローンチ前から「ワクワク感」や「話題性」を作り出そう
App Store・Google Playで事前登録を可能にすることで、アプリに対する期待を高め、ユーザーの注目を集めることができます。事前登録を可能にした場合、アプリはストア内で通常通り表示され、ダウンロードができない代わりに事前登録ができます。事前登録したユーザーには、アプリリリース後に通知が行き、デバイスに自動的にアプリがダウンロードされます (ただし、Google Playの場合、ユーザーはアプリが自動的にダウンロードされるようオプトインする必要があります) 。
App Storeの場合、事前登録制のアプリには独自の簡略化されたアプリページがあり、通常通り検索結果や特集されている場合は「Today」タブなどにも表示されます。また、事前登録制のアプリもストアでインデックスされるため、メタデータ内でターゲティングしている検索キーワードでのランクインが可能です。ローンチ前からキーワードやクリエイティブのパフォーマンスを評価する上でも、事前登録を可能にするメリットがあります。
Google Playでも、事前登録制のアプリを検索することが可能です。また、ユーザーに対して事前登録を促すためのツールとして、事前登録したユーザーに向けてリワードを提供するオプションが設定できます。さらに、正式なローンチ前からアプリをお試しできる「Google Play Instant」という機能を活用することで、より多くの注目を集めることができるでしょう。
まとめ
アプリ市場の競争が年々激化している中、広告費をかけずにユーザーへのリーチを広げ、アプリの自然な流入を増やすために、アプリマーケターたちの関心はますますASO(アプリストア最適化)に向けられています。
ここでは初心者向けにASOの重要性や基本についてご紹介しましたが、アプリストアのアルゴリズムが変わったり、新たなアプリストアの機能がリリースされると同時に、ASOの手法も少しずつ変わっています。変化やトレンドにアンテナを張りながら、ASOの知識を磨いて実践していきましょう。
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